StableDiffusion 覚書:アウトペインティング

アウトペインティング:画像の背景を自動で追加描画して画を広くする

StabeDiffusion(以下SD)を使って作成した出力した画像の背景を拡張したい場合

txt2imgで作成した画像サンプル

①画面左下の「スクリプト」メニューから「Outpainting mk2」を選択

プルダウンメニューを「なし」から「Outpainting mk2」へ。推奨設定: サンプリング回数: 80-100, サンプリングアルゴリズム: Euler a,
ノイズ除去強度: 0.8拡大するピクセル数 に従う。
アウトペインティング処理1回目。左の女子の腕がおかしな事になっている!

②変な描画が入った場合、これを「inpaint」で修正します。生成された画像下のボタンから、「img2imgに転送」をクリック

inpaint機能で修正する為、上記ボタンをクリックしてimg2imgに画像を送ります

③「in paint sketch」タブをクリックし、修正したい箇所を塗りつぶします。

画面内右上のアイコンは、①アンドゥ、②画像消去、③ブラシサイズ、④ブラシ色となっています。

今回は白色で修正箇所の腕を塗りつぶしています。

ペイントした画像下のメニューから「マスクされた箇所をレタッチ」を選択

塗り潰した範囲によって、「マスクされた箇所をレタッチ」か「マスクされてない箇所をレタッチ」かを切り替えて使います。

画面右上の「生成」ボタンをクリック

上手い事修正してくれる様、祈りつつクリック

無事修正してくれました。

白色でマスクしたので気を効かせて白いドレスに修正してくれました。

③横幅の背景をさらに追描画します。生成された画像をもう一度「img2imgに転送」ボタンクリックで画面左のビューワーに転送(または保存フォルダからアップロードでも可)。画面左下の「Outpainting」の設定項目で、「上」と「下」のチェックを外してから、再度「生成」をクリック!

横方向にのみ拡大します
背景が自動生成された最終画像

これで、画面一杯に描画された人物画像に馴染んだ背景画像が自動生成されました。